
会社名 | 日新工業株式会社 |
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住所 | 東京都足立区千住東2丁目23番4号 |
日新工業株式会社は、東京都足立区に本社を置く総合防水メーカーです。1922年の創業以来、建築物の屋上やバルコニーを雨水の侵入から守る防水材料メーカーとして社会・環境に貢献してきました。今回は日新工業について、特徴や魅力、経営ビジョンのほか、具体的な業務内容についても詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
3つの経営ビジョンを掲げている
日新工業では、人々の暮らしを守る総合防水メーカーとして3つの経営ビジョンを掲げて日々の業務に取り組んでいます。ここでは、日新工業の経営ビジョンについて詳しく解説します。業界のリーダーとしての評価
日新工業では、総合防水メーカーのトップとして対外的な評価を得ることを目指しているのが特徴です。市場で安定した評価を得ることはもちろん、経営資質に関しても高評価を得られるような運営を大切にしています。自社の事業に関する将来像
日新工業が事業運営に関する理想として掲げているのは、業界トップの生産性を実現すること、業界トップの迅速な対応を実現すること、創造性を活かした斬新な製品・技術開発を実現すること、強靭な財務体質を実現することの4つです。理想の将来像をしっかりと明確化し、日々の事業運営に尽力しています。組織形態・組織人としてのあり方
日新工業では、組織としてのあり方や、組織人としての理想の姿についてもビジョンを掲げています。事業においては常にお客さんファーストを心がけており、柔軟な対応を重視しているのが魅力です。また、情報を収集するのみでなく加工・発信まで行うことで、情報集約組織としても活躍できるようこだわっています。さらに、社員ひとりひとりが業務を通して自己表現すること、業務内で発揮した能力をしっかりと評価すること、結果に対する責任を全うすることなどもビジョンとして掲げています。
建築防水をトータルで行う企業
日新工業は、ビルやコンクリート造の建物、集合住宅などの建築防水をトータルで行う企業です。ここでは、日新工業で対応可能な防水工法の例について詳しく解説します。アスファルト防水工法
日新工業で取り扱うアスファルト防水工法はアスリード工法であり、シート系防水・塗膜防水のそれぞれのよさを取り入れた工法として知られています。アスリード工法は、高耐久かつ省力化に優れているのが大きなメリットです。また、クリンアス・クリンアスNEO工法やピロウエルド新熱工法、シェーン密着工法、アスオーブ工法なども選択できます。
改質アスファルトシート防水工法
改質アスファルトシート防水工法は、シートを下地部分に貼り付けたりディスク盤で固定したりする工法です。アスファイン工法やクールタック工法、ベストーチ工法、ベストーチ工法高耐久仕様などから選択できます。合成高分子系ルーフィングシート防水工法
合成高分子系ルーフィングシート防水工法は、接着剤やディスク盤などを利用して加硫ゴム・塩ビなどのシートを固定する工法です。公共建築工事標準仕様、日本建築学会JASS8仕様、日本建築家協会仕様JIA、メカファイン、NPシート2号防水の中から工法を選択可能です。塗膜防水工法
塗膜防水工法はウレタン・クロロプレンなどの液体防水材を塗布する工法を指します。全国防水リフレッシュ連合会工法にあたるアスコート、メンテックス工法のほか、公共建築工事標準仕様、日本建築学会JASS8仕様、日本建築家協会仕様JIA、セピロン防水、リファージュプラス、カイザーコート工法、カーダムなどの工法の中から選択可能です。土木防水事業も行っている
日新工業は建築防水以外にインフラ整備工事でも活躍しています。土木・地下外壁防水向けの防水材料は、以下の通りです。改質アスファルトシート防水
改質アスファルトシート防水には、カスタムPAとメルタン21の2種類があります。カスタムPAは地下鉄や共同溝などの土木建造物に向いているシートであり、常温での施工が可能です。また、メルタン21は建築防水分野でも使用されている防水材ですが、地下外壁、調整池の遮水槽などの土木防水材としても取り入れられています。
ゴムアスファルト吹付防水
ゴムアスファルト吹付防水には、プレノテクトと呼ばれる塗膜防水材があります。プレノテクトは地下構造物や地下外壁に向いており、改質アスファルトエマルションと硬化剤をともに吹き付けて防水層を形成する方法です。プレノテクトでは補強布が不要であるため、柔軟な防水層ができあがるというメリットがあります。また、JIS A 6021に適合する品質であり、公共建築工事標準仕様書のY-1仕様に適合しています。