
会社名 | 三ツ星ベルト株式会社 |
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三ツ星ベルト株式会社は、防水資材の分野で豊富な実績と幅広い製品ラインナップを誇ります。EPDM系ゴムシートをはじめとする防水工法は、公共施設や商業施設など多様な建物で採用され、耐久性と省エネ性を両立しています。さらに副資材や塗膜防水材も揃え、現場ごとの課題に柔軟に対応できるのが強みです。
三ツ星ベルトの提供する防水工法を紹介
三ツ星ベルトでは、建築物の立地条件や用途に応じて最適な防水工法を幅広く展開しています。EPDM系ゴムシートやアクリル系塗膜といった多様な資材を組み合わせることで、下地の種類や施工環境に合わせた柔軟な提案が可能です。新築から改修まで幅広く対応でき、耐久性に加えて省エネルギー性も兼ね備えた工法を提供しています。ネオ・ルーフィングE露出防水工法の特長
ネオ・ルーフィングEは、EPDMゴムシートを利用した露出型の防水工法です。軽さと柔軟さを兼ね備えており、建物の動きや温度差によるひび割れに追従できる点が特徴です。屋上や曲面を持つドーム型の屋根など幅広い現場で採用されており、1枚張り施工により工程を減らして工期を短縮できます。また、断熱材の厚さを自由に調整できるため、省エネ性能の向上にもつながります。実績も豊富で、学校や公共施設などの大規模建築において信頼性の高い工法です。
ニューブレン機械的固定工法の利点
ニューブレン工法は、ガラス繊維で補強されたEPDMゴムシートを機械的に固定する方式で、特に改修工事に適しています。既存の防水層を撤去する必要がなく、新たなシートを重ねることで二重防水を実現し、廃材削減にも貢献します。断熱材は固定ディスクで押さえるため、防水層に穴を開ける必要がなく高い信頼性を確保可能です。さらに、硬質ウレタンフォームによる高断熱仕様も可能で、省エネルギー効果も期待できます。
下地の状態に左右されにくく、工期短縮にもつながるため、商業ビルや公共施設など効率性と耐久性を求められる現場で広く導入されています。
建築用防水資材を豊富にラインナップ
三ツ星ベルトは、シート防水材から塗膜防水材、副資材まで多彩な製品を展開しています。下地や施工条件に応じて選べる幅広さは、現場ごとの課題を解決する力につながっています。シート防水材と関連資材
加硫ゴム系シートを中心とした防水シートは、柔軟性と耐久性を両立させており、多くの建築現場で採用されています。リブシートやファストバックシートなど屋根形状に合わせた専用資材も用意されており、複雑な構造の建物でも確実な施工が可能です。副資材にはプライマーや接着剤、ジョイントテープなどが揃い、施工の精度と仕上がりを支える役割を果たしています。さらに断熱材との組み合わせにより省エネ効果を発揮できる仕様も選択可能です。充実したラインナップにより、設計者や施工業者は建物ごとの最適な防水計画を立てやすくなっています。
塗膜防水材と特殊副資材
ウレタンゴム系のネオレタンリードやアクリルゴム系のネオ・コートAGなど、塗膜防水材も幅広く用意されています。下地に密着し、シームレスな防水層を形成するため、複雑な形状の部位や細かな部分の処理に最適です。また、防錆効果を持つプライマーや脱気部材、改修用ドレンといった特殊副資材も揃っており、長期耐久性を確保するための工夫が随所に施されています。さらに環境に配慮した水性タイプも選べるため、火気を使わない安全な施工が可能です。
施工事例を一部紹介
三ツ星ベルトの防水工法は、全国各地の公共施設や商業施設、倉庫などで採用されています。ここでは、代表的な施工例を2つ取り上げます。倉庫屋上でのファストバック防水工法
広島県廿日市市の倉庫屋上では、ファストバック防水工法が採用されました。デッキコンクリート下地は湿気による膨れが懸念されますが、ファストバック防水工法は不織布通気層を備えたシートを使用するため、湿気を効果的に排出できる仕組みになっています。施工は片面接着方式でスピーディーに進められ、接着剤の乾燥時間も短縮できるため効率的でした。さらに耐候性に優れたシート材により、施工後も防水層の膨れは発生せず、安定した品質が維持されています。
この事例は、大規模倉庫のように湿気対策と工期短縮が求められる現場で、ファストバック工法が有効であることを示しています。
小学校体育館屋根でのボルトキャップ防水工法
埼玉県の小学校体育館では、折板屋根の改修にボルトキャップ防水工法が採用されました。従来の樹脂系キャップでは耐久性が課題となるケースもありますが、三ツ星ベルトが提供するEPDM系ゴムキャップは耐候性に優れ、長期にわたり安定した防水性能を発揮します。また、仕上げには高日射反射率を持つネオ・カラークリーンが使用され、屋根表面温度の低減と室内環境の改善が可能です。防水性能だけでなく、快適性や省エネ効果も同時に実現した好例といえます。教育施設のように利用頻度が高い建物において、安全性と耐久性を両立する工法として評価されています。