
会社名 | オート化学工業株式会社 |
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住所 | 東京都台東区上野5-8-5 フロンティア秋葉原5F |
電話番号 | 03-5812-7310 |
建築防水の分野において、ウレタン防水材やシーリング材で高い信頼を得ているのが、オート化学工業です。長年にわたり接着・防水技術の開発を積み重ね、現場での施工性や耐久性を重視した製品を提供しています。この記事では、オート化学工業の特徴について詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
防水材を多種多様にラインナップ
オート化学工業は、創業以来「化学を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、建築や土木分野に欠かせない防水材やシーリング材を提供してきました。2015年には創業50周年を迎え、長年培った技術力と豊富な製品群で、建築現場から厚い信頼を得ています。ここでは、オート化学工業のラインアップを一部紹介します。ウレアックスHG
ベランダやバルコニーの防水改修に対応する、一液タイプのウレタン・ウレアコーティング材です。トップコートを必要としない仕様が特徴的で、短期間で施工が完了するため、居住者がいる建物でも負担が少なく、改修工事の現場などで重宝されています。オートンQィックシーラント
1成分形ポリウレタン系の速乾性シーリング材です。品質が安定しており、施工効率にすぐれる特徴があります。また、タックフリータイムが約40分と短いため、次の工程にすぐ移れるのも魅力です。ドレーンまわりやシート防水の端部、脱気筒まわりの処理など、多様な部位に対応でき、施工後にはウレタン防水材や各種塗料による仕上げも問題なく実施できます。
オートンノンブリードQィック
ノンブリードタイプのポリウレタンシーリング材で、可塑剤を含まないため仕上げ塗装を汚染せず、美観を長期間維持できるのが魅力です。ひび割れ補修やコンクリートの目地シール、RCの打ち継ぎ部などに用いられ、耐久性と水密性を兼ね備えています。硬化が速く肉やせが少ないため、表面がフラットに仕上がるシーリング材です。
各種適応表・参考資料をホームページに掲載
シーリング材や接着剤の性能を最大限に発揮するためには、適切な製品選びや施工方法の確認が欠かせません。オート化学工業では、ユーザーが安心して製品を使用できるよう、ホームページに各種の適応表や参考資料を公開しています。適応表としては「シーリング材用プライマー適応表」「シーリング材用途別適応表」「オートンイクシード塗料付着性確認一覧表」が公開されていることで、塗装仕上げの際の相性をしっかりと把握でき、施工トラブルを未然に防げます。
加えて、各種参考資料も豊富に用意されており「プライマー積算参考資料」や「接着剤積算参考資料」「シーリング材積算参考資料」といった情報も施工に役立つでしょう。
オート化学工業の環境方針について紹介
オート化学工業は、建築用シーリング材や建築用接着剤の開発・製造をはじめ、ウレタンポリマーの製造・販売まで幅広く手がける専門メーカーです。建築材料という社会基盤に関わる製品を供給する企業として「持続可能な社会の実現」を重要な使命と位置づけています。そのため、環境保護を経営の根幹に据え、独自の環境方針を掲げながら、日々の事業活動を展開しています。
環境方針
オート化学工業の環境理念の出発点は「環境保護は企業の社会的責任である」という強い自覚です。製品の開発や製造、販売の過程で、どうしても環境への影響は生じます。環境マネジメントシステムを導入するとともに、継続的に改善を重ねることで、汚染の未然防止と環境リスクの低減の努力を惜しみません。また、事業活動のあらゆる場面で、環境への配慮を実践しているのもオート化学工業の特徴です。廃棄物の発生を抑える取り組みや、電力使用量の削減、省資源化といった活動はその代表例といえます。
さらに、単に生産過程での負荷軽減を目指すだけでなく、製品そのものについても環境にやさしい設計を進めています。環境配慮型製品の開発と普及を推進し、顧客や社会全体の環境負荷低減に貢献しようとする会社です。
一人ひとりが取り組む
オート化学工業は、従業員一人ひとりの意識にも重点を置いています。環境保護は限られた部署や担当者だけの取り組みではなく、働くすべての人が参加すべきものです。そのため、社員教育や意識啓発を積極的に実施し、全員が環境保護の担い手となる体制づくりを進めています。協力会社を含めた関係者にも方針を共有することで、企業活動全体としての環境貢献を目指しているのです。
また、オート化学工業は、法令や規制を遵守することはもちろん、自社が同意した外部の要求事項についても誠実に対応し、信頼性の高い企業活動を維持しています。そして、その環境方針は文書化され、従業員への徹底はもちろん、外部にも公開することで透明性を確保しています。
オート化学工業が掲げる環境方針は、日々の業務に直結する具体的な目標を設定し、改善を積み重ねることで成果を上げてきました。建築や住宅分野に不可欠な製品を供給する企業であるからこそ、持続可能な社会を支える責任を感じ、環境への負荷低減と製品品質の両立を追求しています。